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本の内容はキャサリン・ダンス物としてはスリーピング・ドールの方が面白かったなぁ。
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ロードサイド・クロス 単行本 – 2010/10/28
ジェフリー・ディーヴァー
(著),
池田 真紀子
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
その少年をネット上でバッシングした者たちの命が狙われている。尋問の天才ダンス捜査官が狡猾な犯罪計画に挑む。巨匠の最新傑作
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2010/10/28
- ISBN-104163297200
- ISBN-13978-4163297200
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2010/10/28)
- 発売日 : 2010/10/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4163297200
- ISBN-13 : 978-4163297200
- Amazon 売れ筋ランキング: - 911,353位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 240,049位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月10日に日本でレビュー済み
ブログサイトでの誹謗中傷、サイバーいじめなどがテーマになっていて文中にURLがでてくる。
文庫本下巻のP77のURLにアクセスしたのだが、臨場感がましてよかった。
英文を訳すまではしなかったけどモンテレーの景色など小説内が身近に感じられます。
ストーリーは前作(スリーピングドールより)面白かったです。
ただ、ウォッチメイカーのダンスの方が人間嘘発見機として冴えていてかっこよかった。
ダンス主人公で長編にするためには見抜けなかったりなど必要なんでしょうけど
あまりキネシスクで冴えてるかんじがないので普通の刑事ものっぽいです。
お約束のどんでん返しはよかったけど、犯人の動機はつまんなかった。
ダンスシリーズは、ダンスの家族や恋愛などメロドラマ要素が多くてそれを楽しめるとよいのでしょうね。
(中年男女の恋愛がなんかこっぱずかしい)
内容とは関係ないけどカバーが奇麗ですごく好きです。
文庫本下巻のP77のURLにアクセスしたのだが、臨場感がましてよかった。
英文を訳すまではしなかったけどモンテレーの景色など小説内が身近に感じられます。
ストーリーは前作(スリーピングドールより)面白かったです。
ただ、ウォッチメイカーのダンスの方が人間嘘発見機として冴えていてかっこよかった。
ダンス主人公で長編にするためには見抜けなかったりなど必要なんでしょうけど
あまりキネシスクで冴えてるかんじがないので普通の刑事ものっぽいです。
お約束のどんでん返しはよかったけど、犯人の動機はつまんなかった。
ダンスシリーズは、ダンスの家族や恋愛などメロドラマ要素が多くてそれを楽しめるとよいのでしょうね。
(中年男女の恋愛がなんかこっぱずかしい)
内容とは関係ないけどカバーが奇麗ですごく好きです。
2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディーバー節といえば、それまででしょうが、前半、ぐいぐい引きこませまるものの、後半失速します。主人公のダンスはキネシクスの達人ではありましょうが、どうにも、読み進めるほどに薄っぺらな人間に思えてきてしかたありません。作者が──読者にミスリードさせるためか──最初から、ダンスにトラヴィスが犯人だと思いこませている描写があまりに浅はかです。途中、「それじゃ、洞察力なさすぎでしょう。このダンスの人間設定なら、思慮深く、もっと裏を見させるでしょう。キネシスク以外では人間を計れない凡庸な人間じゃないですか」と突っこんでしまいそうになりました。保安官事務所のオニールに好意以上の愛情を持っていることも、ただダンスの視線でさらりと描写しているだけで説得力がありません。最後に恋人の関係になるボーリングとの心理描写も納得できないし、まったく感情移入ができませんでした。
151P下段〈「その問題にはすでに議論されてますよ、ダンス捜査官〉とあるが、〈その問題には〉は〈その問題は〉でしょう。P175下段〈何やら異様で不気味なやつだなと思って見てたけで。あの十字架と〉とあるけど、〈見て《た》だけで〉の脱字でしょう。177下段〈羊皮紙みたいな紙でリスをくるんで、ナイフを刷りかざしました〉とあるのは〈ナイフを《振》りかざしました〉の誤字でしょう。
P198下段
〈赤土の埃を巻き上げながら目の前をのろのろと横切っていく。
ダンスは電話中だった。〉
とあるけど、その文章の前に〈ブレーキを踏んで車を停め〉て、周囲を観察しているダンスの描写が続いているので、いきなり〈電話中だった〉はおかしい。せめて、〈ダンスは電話をした〉か、〈ダンスは電話をかけた〉でしょう。
P200下段〈荷物をまとめ始める。友達の二人がケイトリンの困惑した視線をたどったあと〉とあるが、がさがさとゴロが悪い。せいぜい〈友達のうちの二人が〉でしょう。P248上段〈ダンスが実際に表情や言葉に表わしたか否かにかかわらず〉とあるが、〈表《わ》した〉じゃなく、〈表した〉でしょう。P253下段〈目的意識の表われた〉も同じ〈表れた〉じゃないと。P294上段〈一・五キロほど離れたアシロマーの岩場やラヴァーズポイント向かう道沿いの堤防〉は、明らかに〈ラヴァーズポイント《に》向かう〉の脱字ですね。
P337下段〈『ダンス捜査官。調子はどうです? ここは何事もありませんよ』〉って、話し言葉なので、〈ここに異常はありませんよ〉のほうが自然な会話だと思うのですが、つい引っかかってしまいました。 P340上段〈耳を聾するような静寂が訪れた〉。こんな表現がありますか。〈聾する〉なら、「耳を聾する爆音」とか「耳を聾する大音響」とかでしょう。静寂が「耳を聾する」という表現は聞いたことありません。(自分だけですか?)
この訳者ならではの表現だと思うのですが、P344上段〈ダンスの携帯電話がビープ音を鳴らした〉。同下段〈ダンスのような捜査官はカーチェースなどとはほぼ無縁だ──を閃かせ、車を猛スピードで走らせていた〉。次ページ上段〈ブレーキペダルを強く踏みつけ、大型の車の速度を落として〉など、間違いではないでしょうけど、日本語の表現として気になります。この訳者さんのほかの本でも見かけますが、P432上段〈心臓は激しく打っていた〉とあるけど、心臓そのものはは打たないでしょう。意味はわかりますが、〈心臓の鼓動が激しく打っていた〉でしょう。P404下段〈モンテレー湾周辺では、霧と風の両方が同時に休むことは決してない〉も、〈霧と風の両方が同時に止むことはない〉でしょう。日本語として稚拙だと思うのですが。
151P下段〈「その問題にはすでに議論されてますよ、ダンス捜査官〉とあるが、〈その問題には〉は〈その問題は〉でしょう。P175下段〈何やら異様で不気味なやつだなと思って見てたけで。あの十字架と〉とあるけど、〈見て《た》だけで〉の脱字でしょう。177下段〈羊皮紙みたいな紙でリスをくるんで、ナイフを刷りかざしました〉とあるのは〈ナイフを《振》りかざしました〉の誤字でしょう。
P198下段
〈赤土の埃を巻き上げながら目の前をのろのろと横切っていく。
ダンスは電話中だった。〉
とあるけど、その文章の前に〈ブレーキを踏んで車を停め〉て、周囲を観察しているダンスの描写が続いているので、いきなり〈電話中だった〉はおかしい。せめて、〈ダンスは電話をした〉か、〈ダンスは電話をかけた〉でしょう。
P200下段〈荷物をまとめ始める。友達の二人がケイトリンの困惑した視線をたどったあと〉とあるが、がさがさとゴロが悪い。せいぜい〈友達のうちの二人が〉でしょう。P248上段〈ダンスが実際に表情や言葉に表わしたか否かにかかわらず〉とあるが、〈表《わ》した〉じゃなく、〈表した〉でしょう。P253下段〈目的意識の表われた〉も同じ〈表れた〉じゃないと。P294上段〈一・五キロほど離れたアシロマーの岩場やラヴァーズポイント向かう道沿いの堤防〉は、明らかに〈ラヴァーズポイント《に》向かう〉の脱字ですね。
P337下段〈『ダンス捜査官。調子はどうです? ここは何事もありませんよ』〉って、話し言葉なので、〈ここに異常はありませんよ〉のほうが自然な会話だと思うのですが、つい引っかかってしまいました。 P340上段〈耳を聾するような静寂が訪れた〉。こんな表現がありますか。〈聾する〉なら、「耳を聾する爆音」とか「耳を聾する大音響」とかでしょう。静寂が「耳を聾する」という表現は聞いたことありません。(自分だけですか?)
この訳者ならではの表現だと思うのですが、P344上段〈ダンスの携帯電話がビープ音を鳴らした〉。同下段〈ダンスのような捜査官はカーチェースなどとはほぼ無縁だ──を閃かせ、車を猛スピードで走らせていた〉。次ページ上段〈ブレーキペダルを強く踏みつけ、大型の車の速度を落として〉など、間違いではないでしょうけど、日本語の表現として気になります。この訳者さんのほかの本でも見かけますが、P432上段〈心臓は激しく打っていた〉とあるけど、心臓そのものはは打たないでしょう。意味はわかりますが、〈心臓の鼓動が激しく打っていた〉でしょう。P404下段〈モンテレー湾周辺では、霧と風の両方が同時に休むことは決してない〉も、〈霧と風の両方が同時に止むことはない〉でしょう。日本語として稚拙だと思うのですが。
2011年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
つまらなかった理由は次の通りです。
A:キネシクスの技術があろうと無かろうと,全く関係ないから。
キネシクスは,恐らくたくさんある捜査の技術の中のごく一部であって,
全てではない。なのに,それが捜査の全てかのように作者は扱いたいのだろう。
「キネシクスって,凄いよ。」という感じで。
でも,実際にはそれだけでは犯人にたどり着くはずはない,
という矛盾に,作者が振り回されているだけにみえる。
「リンカーン・ライム捜査官の手助けとしてのキネシクス」という物語は
成立するが,キネシクス単独での物語は,無理だと思う。
なんだか,金田一耕助の方が,ある意味凄かったと思う。
(まあ,彼の場合,被害者がこれ以上出ません,というところまでこないと,
犯人が分からないのだけれど・・・・・・)
ともかく,この物語では,キネシクスの技術を使わなくても,犯人にたどりつけたでしょう。
B:ダンス捜査官が,私から見て,魅力的ではないから。
これは,私自身の好みの問題です。
同性として,特に好きにもならないし,嫌いにもならない。
つまり何の魅力もないの。
C:お得意のどんでんがえしが,いつくるか,いつくるか,と思っていたら,
ページがなくなった。つまり,終わってしまった。
これは,ミステリーとしてありえないです。
久々のはずれ感。
購入したけれど,図書館の立ち読みで十分だった。
A:キネシクスの技術があろうと無かろうと,全く関係ないから。
キネシクスは,恐らくたくさんある捜査の技術の中のごく一部であって,
全てではない。なのに,それが捜査の全てかのように作者は扱いたいのだろう。
「キネシクスって,凄いよ。」という感じで。
でも,実際にはそれだけでは犯人にたどり着くはずはない,
という矛盾に,作者が振り回されているだけにみえる。
「リンカーン・ライム捜査官の手助けとしてのキネシクス」という物語は
成立するが,キネシクス単独での物語は,無理だと思う。
なんだか,金田一耕助の方が,ある意味凄かったと思う。
(まあ,彼の場合,被害者がこれ以上出ません,というところまでこないと,
犯人が分からないのだけれど・・・・・・)
ともかく,この物語では,キネシクスの技術を使わなくても,犯人にたどりつけたでしょう。
B:ダンス捜査官が,私から見て,魅力的ではないから。
これは,私自身の好みの問題です。
同性として,特に好きにもならないし,嫌いにもならない。
つまり何の魅力もないの。
C:お得意のどんでんがえしが,いつくるか,いつくるか,と思っていたら,
ページがなくなった。つまり,終わってしまった。
これは,ミステリーとしてありえないです。
久々のはずれ感。
購入したけれど,図書館の立ち読みで十分だった。
2010年11月23日に日本でレビュー済み
キャサリンダンスの2作目。
TVでジェフリーディーバーがインタビューに答えていました。
リンカーンライムシリーズの「ウォッチメーカー」で登場したダンスは、
当初から新シリーズを企図して「ウォッチメーカー」に登場させており、
人気がでるかどうかをリサーチするマーケティングだったと。。。
ライムが科学捜査によるシャーロックホームズ的な主人公に対して、
ダンスは心理学を操る捜査官として造形したとのことです。
さて第2作。
前作「スリーピングドール」より面白いです。
理由ははっきりしていて、
本作ではダンスが怒っています。
とある理由から、ダンスは追いつめられ、怒りを抱えながら捜査に従事しています。
その怒りが読者の共感のポイントになっていて、
ストーリーが生き生きと動いていきます。
ダンスの、娘としての感情、女性としての感情ががんがん揺さぶられるところは、
(いい意味で)メロドラマ的です。
そういう点でディーバー作品としては異色かと思います。
また新しい相棒ジョンボーリングがなかなかいいキャラクターで、
ダンスとの距離が徐々に変わっていくところなども、
娯楽小説の王道です。
肝心のプロットですが、
モントレー・カーメルでの連続殺人の背景に、
ネットいじめが浮上して、、、というもので、
相変わらずのスピーディーな展開です。
しかし本作、北カリフォルニアの風景が美しく描写されており、
北カリフォルニアに縁のある人にはたまらない小説になっています。
これが一番の読みどころかもしれません。
TVでジェフリーディーバーがインタビューに答えていました。
リンカーンライムシリーズの「ウォッチメーカー」で登場したダンスは、
当初から新シリーズを企図して「ウォッチメーカー」に登場させており、
人気がでるかどうかをリサーチするマーケティングだったと。。。
ライムが科学捜査によるシャーロックホームズ的な主人公に対して、
ダンスは心理学を操る捜査官として造形したとのことです。
さて第2作。
前作「スリーピングドール」より面白いです。
理由ははっきりしていて、
本作ではダンスが怒っています。
とある理由から、ダンスは追いつめられ、怒りを抱えながら捜査に従事しています。
その怒りが読者の共感のポイントになっていて、
ストーリーが生き生きと動いていきます。
ダンスの、娘としての感情、女性としての感情ががんがん揺さぶられるところは、
(いい意味で)メロドラマ的です。
そういう点でディーバー作品としては異色かと思います。
また新しい相棒ジョンボーリングがなかなかいいキャラクターで、
ダンスとの距離が徐々に変わっていくところなども、
娯楽小説の王道です。
肝心のプロットですが、
モントレー・カーメルでの連続殺人の背景に、
ネットいじめが浮上して、、、というもので、
相変わらずのスピーディーな展開です。
しかし本作、北カリフォルニアの風景が美しく描写されており、
北カリフォルニアに縁のある人にはたまらない小説になっています。
これが一番の読みどころかもしれません。
2010年11月15日に日本でレビュー済み
最近のディーヴァーの<どんでん返し>のつるべ打ちに、やや食傷気味で、年一回のの新作でありながら、
ちょっと引き気味で(=新しい登場人物は全て犯人の可能性ありと考えながら)、そう言いながら<つるべ打ち>を
期待もしつつも読み始めたのだが、今回は終盤までは得意の<どんでん返し>を極力抑えた扱いで、
中盤過ぎまでは失踪した少年の捜索に、主人公ダンスの母親が係わる事件を絡め、<どんでん返し>が何時来るかと、
チョット構えた緊張状態に置かれたこちら側を見透かしたような、いつもより軽快な、結構王道なるサスペンスのテンポで物語りは進行。
そういう意味では、ディーヴァーらしさは、いつもより薄いというべきか...ディーヴァーだからと、こちらが
ハードルを上げて待ち構えているせいで、物足りなく感じるのか...
かかるレビューでは、犯人の数に触れるだけでもネタばれ、になりかねないのでパーセンテージで犯人探しの感想を言うと、
50%は非常に唐突、50%は本当に意外、これだけはツユトモ疑わなかった、でトータルすると何時もより犯人も動機としても
やや小粒、と言った所。
あの原点「ボーン・コレクター」の如きじめじめジリジリするサスペンスは望むべくもないが、ダンスというキャラクターを今後じっくり
育てようという意図を感じる幕切れ。今後このダンス・シリーズがコーンウエルのシリーズ物化(恋愛要素増大)するのはないかと危惧するのは
私だけか...しかし女性読者のさらなら獲得にはその方が有益?
ちょっと引き気味で(=新しい登場人物は全て犯人の可能性ありと考えながら)、そう言いながら<つるべ打ち>を
期待もしつつも読み始めたのだが、今回は終盤までは得意の<どんでん返し>を極力抑えた扱いで、
中盤過ぎまでは失踪した少年の捜索に、主人公ダンスの母親が係わる事件を絡め、<どんでん返し>が何時来るかと、
チョット構えた緊張状態に置かれたこちら側を見透かしたような、いつもより軽快な、結構王道なるサスペンスのテンポで物語りは進行。
そういう意味では、ディーヴァーらしさは、いつもより薄いというべきか...ディーヴァーだからと、こちらが
ハードルを上げて待ち構えているせいで、物足りなく感じるのか...
かかるレビューでは、犯人の数に触れるだけでもネタばれ、になりかねないのでパーセンテージで犯人探しの感想を言うと、
50%は非常に唐突、50%は本当に意外、これだけはツユトモ疑わなかった、でトータルすると何時もより犯人も動機としても
やや小粒、と言った所。
あの原点「ボーン・コレクター」の如きじめじめジリジリするサスペンスは望むべくもないが、ダンスというキャラクターを今後じっくり
育てようという意図を感じる幕切れ。今後このダンス・シリーズがコーンウエルのシリーズ物化(恋愛要素増大)するのはないかと危惧するのは
私だけか...しかし女性読者のさらなら獲得にはその方が有益?